2006年09月18日

『子供の失敗』

私が珈琲館を経営していた時のお客様向け日記『店主のひとり言』より引用します。


『子供の失敗』  

こんな経験はありませんか?
この店でも、たまにありますが、家族で外食をしている時、
小さな子供が誤ってグラスを割ってしまいました。
思わず、お母さんが『あんた何やっているのよぉー!ふざけているからでしょう』と、怒鳴ってしまいます。
これまで楽しくなごんでいた時間が一瞬にして空気を悪くしてしまいました。
それでも、お母さんは『ああだの、こうだの』と叱りつけています。


こんな時、お店からのお願いがあります。


子供を怒らないで下さい。


子供にだって失敗はあります。
はしゃいだり、ふざけたりは子供の仕事です。
多少は大目に見てあげましょう。
もちろん、他の人の迷惑になっている場合は注意も必要てすが。
子供は人前で叱られると恐縮してしまいます。
グラスが割れたことよりも人前で叱られた子供の心の方が砕け散っているような気がします。


そこで、何よりも大事なお願いというのは、
子供が失敗してグラスなどを割ってしまった時は怒鳴らずに

『ほら、ケンちゃん、ふざけすぎだからグラス割っちゃったじゃない。
 それじゃ、お店のお姉さんに、ちゃんと謝ろうか。
 グラス割ってごめんなさいって言えるかな』

そうなんです。子供を叱るよりも失敗したら、ちゃんと謝るということを教えましょう。
自分が得するときの『ありがとう』は結構言えるのですが、
『ごめんなさい』と言うのはなかなか難しいものです。




もうひとつ、違う例をあげてみましょう。


子供は3つ、4つくらいになると、お母さんのお手伝いをしたくなります。

ある日の夕食の時、『ごちそうさま』で食事が終わると
お母さんはテーブルの食器を片付け始めます。
それを見て小さな子も片付けを手伝ってあげようとします。
お皿を2、3枚重ねて運んでいる途中、手をすべらせて、お皿を割ってしまいました。
やっぱり、お母さんは『何やってんのよぉー!余計なことするんじゃないの』と、怒鳴ってしまいます。
せっかく、子供はお母さんのために手伝ってあげようとしたのに、
失敗して叱られてしまいました。
そんな時でも、
『ミキちゃん、手伝ってくれたの、偉いねぇ、でもまだ力がないから一枚ずつでいいんだよ』と、
やさしく言ってあげたいものです。
子供が良かれと思いやったことは失敗しても許してあげましょう。
むしろ褒めてあげるべきだと思います。
失敗のたびに叱っていたのでは将来、失敗を隠す人になってしまうからです。
人間は失敗を重ね反省し、大きくなって行くのではないでしょうか。
誰にでも失敗やあやまちはあるものです。
だから、それに対して素直に謝ることの出来る心を身につけさせてあげたいものです。



かと言って、怠慢は失敗ではないので叱ってしつけなければいけません。
怠慢は叱り、失敗は反省させる。そんな心構えで子供に接してみてはいかがでしょう。


『店主のひとり言』より
『子供の失敗』
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『子供の失敗』
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